鉄槌の川流れ(かなづちのかわながれ)
叶わぬ時の神頼み(かなわぬときのかみだのみ)
蟹の横這い(かにのよこばい)
蟹は甲羅に似せて穴を掘る(かにはこうらににせてあなをほる)
金請けするとも人請けするな(かねうけするともひとうけするな)
金が敵(かねがかたき)
金が物言う(かねがものいう)
金で面を張る(かねでつらをはる)
金に糸目を付けぬ(かねにいとめをつけぬ)
金に恨みは数々ござる(かねにうらみはかずかずござる)
金の貸し借りは不和の基(かねのかしかりはふわのもと)
金の切れ目が縁の切れ目(かねのきれめがえんのきれめ)
金の鎖も引けば切れる(かねのくさりもひけばきれる)
金の草蛙で尋ねる(かねのわらじでたずねる)
金は天下の回り持ち(かねはてんかのまわりもち)
金持ち金使わず(かねもちかねつかわず)
金持ち喧嘩せず(かねもちけんかせず)
金持ちと灰吹きは溜まるほど汚い(かねもちとはいふきはたまるほどきたない)
鉦や太鼓で捜す(かねやたいこでさがす)
金を貸せば友を失う(かねをかせばともをうしなう)
禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)
禍福門なし 唯人の召く所(かふくもんなし ただひとのまねくところ)
株を守りて兎を待つ(かぶをまもりてうさぎをまつ)
画餅に帰す(がべいにきす)
壁に耳あり障子に目あり(かべにみみありしょうじにめあり)
果報は寝て待て(かほうはねてまて)
裃を着た盗人(かみしもをきたぬすびと)
上に交わりて諂わず 下に交わりて驕らず(かみにまじわりてへつらわず しもにまじわりておごらず)
上の好む所 下これよりも甚だし(かみのこのむところ しもこれよりもはなはだし)
噛む馬はしまいまで噛む(かむうまはしまいまでかむ)