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【非常戒厳1年から考える】朝鮮半島の分断と日米安保体制との深いかかわり

徐台教(ジャーナリスト)

布施祐仁(ジャーナリスト)

布施 そのためにも、日韓の相互理解をもっと深める必要があります。朝鮮半島の南北分断と日本の対米従属がそうであるように、それぞれが直面する問題の関連性や共通項が見えてくれば協力の機運も高まるでしょう。その意味で、徐台教さんのように日韓をともに知っていて、それぞれの社会の相互理解を促進できるジャーナリストの存在はものすごく貴重です。徐さんのようなジャーナリストが、東アジアの各国にいてくれたら心強いのに、と思います。そうやって相互理解を深めていくことができれば、協力して今までの秩序とは違う新しい東アジアをつくることは可能だと、私は希望を持っています。

著者情報

ジャーナリスト

徐台教

ソ・テギョ

1978年、群馬県生まれの在日コリアン三世。小学校は朝鮮学校、中学校・高校は公立学校で学び、1999年からソウル在住。韓国の高麗大学東洋史学科を卒業後、人権NGO代表や日本メディアの記者として朝鮮半島問題に関わる。2015年、韓国に「永住帰国」すると同時に独立。現在「コリア・フォーカス」編集長。主な取材テーマは、朝鮮半島の分断、南北関係、韓国政治など。Yahoo!ニュースや日本メディアへの寄稿・出演多数。ソウル外国人特派員協会(SFCC)正会員。2022年、「第七回鶴峰賞言論部門優秀賞」受賞。著書に『分断八〇年 韓国民主主義と南北統一の限界』(集英社クリエイティブ)がある。

ジャーナリスト

布施祐仁

ふせ ゆうじん

1976年、東京都生まれ。『ルポ イチエフ 福島第一原発レベル7の現場』で平和・協同ジャーナリスト基金賞、JCJ賞を受賞。三浦英之氏との共著『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』で石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を受賞。著書に『日米密約 裁かれない米兵犯罪』『経済的徴兵制』、共著に『主権なき平和国家 地位協定の国際比較からみる日本の姿』などがある。
イミダスの連載「伊勢崎賢治・布施祐仁に聞く『日米地位協定と主権なき日本』」はこちら!

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