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【今週のことば】珍味佳肴/山の芋鰻になる/鰻の寝床

集英社辞典編集部編

珍味佳肴
(ちんみかこう)

珍しい味の食べ物とうまい肴(さかな)のこと。めったに食べられないような、ごちそうのことをいう。「佳肴」は、よい肴、ごちそうのこと。

〔例〕「遠来の客のために珍味佳肴を並べてもてなしました」とか、「先日は、たいへんごちそうになりました。まさに珍味佳肴、お礼の言葉もないぐらいおいしくいただきました」などと使う。

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山の芋鰻になる
(やまのいもうなぎになる)

あるはずのないことが、現実に起こることがあることをいう。転変の激しいこの世の中では、何が起こるか分かったものではない。昔、僧侶(そうりょ)は殺生戒を守るために、鰻のことを「山の芋」と称して焼いて賞味していたことからとする説もある。

〔類〕(かぶら)化して鶉(うずら)となる/腐草化して蛍となる/雀(すずめ)海中に入って蛤となる 
〔対〕山の芋鰻とならず 
〔出〕塵袋(ちりぶくろ)
〔会〕「ねえ、聞いた。営業の彼、じつは亡くなったあの俳優の隠し子だったらしいよ」「ええ、ほんとう……。山の芋鰻(うなぎ)になるくらい突拍子もないことがあるもんだな」

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鰻の寝床
(うなぎのねどこ)

間口が狭く、奥行きの深い建物・部屋などをたとえていう言葉。「うちの大学の学生寮は鰻の寝床のような造りに50人も暮らしていますよ」

〔語源〕鰻の体が細長いことから。

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集英社辞典編集部編

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