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【今週のことば】肝胆相照/肝胆も楚越なり/肝胆を披く

集英社辞典編集部編

肝胆相照
(かんたんあいてらす)

心の中をすべて見せ合って、親しく交わる深いつきあい。信頼し合ってつきあうようす。互いに心を許し合った交際。「肝胆」は、肝臓と胆嚢をいい、転じて、心の中、心の底、誠の心などの意味。

〔例〕「大学でノートを借りたことがきっかけで友達となり、その後2人は肝胆相照という仲となった」とか、「ぼくが思ったことをありのままきみに直言したことで、きみがそれほど腹を立てるとは思いもしませんでした。長いつきあいを通して、ぼくときみとは肝胆相照という仲と思ってきたし、きみもまたそう思っていると信じていたからです」などのように使う。

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肝胆も楚越なり
(かんたんもそえつなり)

(肝臓と胆嚢(たんのう)は体のごく近くに並ぶ臓器だが、その臓器も、時には楚の国と越の国ほど離れているように見えるということから) 見る角度によっては、近い関係も遠く見え、遠い関係も近く見えることをいう。

〔類〕肝胆胡越(こえつ) 
〔出〕荘子(そうじ)
〔会〕「中川さんと大山さんは同期だし、出世もいっしょでエリートコース。仲もいいはずなんだが、こんどの人事異動ではライバルどうし」「肝胆(かんたん)も楚越(そえつ)なり。人の関係というのは分からんものだね」

◆その他のことわざはこちら!【会話で使えることわざ辞典】

 

肝胆を披く
(かんたんをひらく)

心をひらいて語る。「肝胆を傾ける」ともいう。「この問題について、近く肝胆を披いて語り合いたい」

〔語源〕「肝胆」は、肝臓と胆嚢(たんのう)。転じて、心(の底)の意。肝胆相照

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集英社辞典編集部編

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