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【今週のことば】自然淘汰/雄弁は銀 沈黙は金/ピンからキリまで

集英社辞典編集部編

自然淘汰
(しぜんとうた)

生存競争の結果、自然環境に順応する生物のみが生存して子孫を残し、順応できなかった生物は滅びるということ。イギリスの博物学者チャールズ・ダーウィンが『進化論』で主張した言葉。英語のnatural selection(ナチュラル・セレクション)の訳で、「自然選択」という訳語もある。

〔例〕「技術開発をおこたった企業が脱落していく。これは自然淘汰だよ。時代に対応しきれない企業が滅びる。自然界も、経済界も同じだ。わが社も、もっと積極的な研究開発を推進しようじゃないか」といったり、「この川には、ほぼ100万匹の稚アユが放流されますが、自然淘汰により、生き残るのはその40パーセントだといわれています」などと使ったりする。

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雄弁は銀 沈黙は金
(ゆうべんはぎん ちんもくはきん)

雄弁であることはたいせつなことであるが、それも度が過ぎると、いらぬ災いを招いたりして、不都合が起こることがある。それに比べれば沈黙する、あるいは間を取ることが、優れた雄弁よりも、さらにたいせつであることにたとえる。

〔類〕口は禍の門/言葉多きは品少なし/沈黙は金 雄弁は銀
〔出〕カーライルSpeech is silver, silence is golden.の訳。
〔会〕「失恋した人を慰めるのってむずかしいね」「へたなことを言うとよけい傷つけちゃうし。雄弁は銀 沈黙は金と心得て、黙ってお酒でも付き合うのがいちばんかもね」「さすが失恋のベテラン、実感がこもってる」

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ピンからキリまで

最上級のものから最低のものまで。始めから終わりまで。「同じダイヤモンドでもピンからキリまであるから、買うときは慎重にしなければいけない」

〔語源〕「ピン」は、ポルトガル語のpintaピンタ(点)の約で、カルタやさいの目などの「一」の数をいい、「キリ」は、同じくポルトガル語のcruzクルス(十字架)から転訛(てんか)したもので、「十」の数をいうという。

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