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特集

「1995」再考

鬼畜ブーム

「1995」座談会をより理解する用語集

イミダス編

 死体写真、猟奇殺人、異常な犯罪、ドラッグ、変態性欲や暴力など、グロテスクなものに興味を持つ1990年代のブーム。悪趣味ブームやスカム(scum クズ)カルチャーといった呼び名もある。
 ブームを象徴するのが死体写真。ほとんどすべてのページが、凄惨な状態のものを含む死体の写真と図版で構成された布施英利『図説・死体論』(法藏館、1993年)は、女性を含む若い世代の間で反響を呼び、ベストセラーとなった。
 他にも、『写真とグロテスク』『悪趣味百科』『世にも猟奇な物語』『理解できない悲惨な事件』、また『コリン・ウィルソンの殺人ライブラリー』シリーズといった本が人気を博した。95年には殺人百科というべき『週刊マーダー・ケースブック』が刊行されている。
 鬼畜系を代表するライターが、紫色の覆面で顔を隠した村崎百郎むらさきひゃくろう氏で、他人のごみを漁ってプライバシーを覗いた成果を報告する『鬼畜のススメ』(データハウス、1996年)などを出した。
 スカトロ(糞尿愛好)やレイプ、SMなどの企画で、出演する女優を痛めつける、バクシーシ山下監督に代表される「鬼畜系AV(アダルトビデオ)」もあった。後には、別の製作者が女優に重傷を負わせたとして逮捕されたこともあった。
「鬼畜系」などと呼ばれる雑誌も何種類も現れた。『世紀末倶楽部』(コアマガジン)の1996年の創刊号は「チャールズ・マンソンとシャロン・テート殺人事件」を特集し、『危ない1号』(データハウス)はドラッグから盗聴までを取り上げた「鬼畜系カルチャー入門講座」を掲載した。

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イミダス編

いみだすへん

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