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性知識イミダス:月経のメカニズムを知ろう

からだの基礎知識~女性編

イミダス編

(構成・文/加藤裕子)

〈基礎体温〉
 基礎体温とは、生命維持のために必要な最小限のエネルギーのみを消費している心身ともに安静な状態、つまり睡眠中の体温のことで、目覚めた後、活動を始める前に計測する。男性の基礎体温が一定であるのに対し、月経周期の後半に分泌量が増えるプロゲステロンには体温を上げる作用があるため、女性の基礎体温は月経周期の前半と後半で低温期高温期に分かれる。
 基礎体温を測ることで月経周期のリズムや排卵時期を知る目安になる。そのため、婦人科を受診するときや不妊治療を受ける際には基礎体温表を求められることが多い。
 高温期と低温期の温度差は約0.3〜0.6℃とわずかなことから、基礎体温を測るときは専用の婦人体温計を使用し、朝目覚めたら起きる前に舌の下で測る。基礎体温を記録するアプリは便利だが、紙に記入する基礎体温表にも月経周期の特徴を把握しやすいメリットがある。
 月経が始まって約2週間(卵胞期)は36.5℃以下の低温期が続き、排卵を境にプロゲステロンの作用によって体温が上昇し、この高温期は約2週間続く(黄体期)。妊娠しなかった場合はプロゲステロンの分泌量が急減することによって体温が急降下し、次の月経が始まる。低温期が3週間以上続く場合は排卵が起きておらず、高温期が3週間以上続く場合は妊娠している可能性がある。ただし、低温期と高温期はきれいに二相にならないことも多いため、心配な場合は自己判断せずに専門家に相談すること。
「基礎体温表は後から見て『この頃に排卵していたね』『高温期が3週間以上続いたから妊娠したかも』ということがわかるもので、基礎体温だけで排卵日を予測するのは無理があります。基礎体温から『この辺なら安全だろう』と避妊の目安にすると失敗する確率が高いですから、コンドームなど他の方法と必ず併用してください」(西先生)

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イミダス編

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