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【今週のことば】金口木舌/賄賂には誓紙を忘る/金轡(かなぐつわ)を嵌める

集英社辞典編集部編

金口木舌
(きんこうぼくぜつ)

口が金属製で、舌が木製の大鈴。法令を民衆に示すときに、昔の中国で振り鳴らした木鐸(ぼくたく)のこと。転じて、言論によって世の中の人を指導する人物のことをいう。「きんこうもくぜつ」とも読む。
『論語(ろんご)』に、「(天将下以二夫子一為中木鐸上)木鐸、金口木舌、施二政教一時所レ振也」とある。

〔例〕「コネとわいろの金権政治はもうこりごりだ。今こそ金口木舌の士に、金権政治を追放する運動の先頭に立ってもらいたいものだ」などと使う。

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賄賂には誓紙を忘る
(わいろにはせいしをわする)

賄賂を前にして目がくらみ、誓約したことを忘れることをいう。どんなに固い約束をしていても、目前の利益には、なかなか勝てないことにたとえる。

〔会〕「政界一堅い男といわれたあの人まで金を受け取っていたとは……」「昔から賄賂(わいろ)には誓紙(せいし)を忘るとはいえ、清廉潔白な政治家なんていないのかな」

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金轡を嵌める
(かなぐつわをはめる)

口止めのために賄賂(わいろ)を贈る。「あの秘書には金轡を嵌めて、他に漏れないように手を打たなければ……」

〔語源〕馬に金属性の轡をはめる意から。

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集英社辞典編集部編

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