援助交際
イミダス編
金品を伴う交際という意味で、女子高校生などの未成年の女子が、金品と引き換えに男性と性交をしたり、デートをしたり、お茶に付き合うことを指す1990年代の俗語。
80年代~90年代に流行したテレホンクラブや伝言ダイヤル、ポケベル、携帯電話などを連絡手段として行われた。
東京都生活文化局による96年の調査によると、東京都の高校生女子において、「援助交際」をしたことがある比率は4.6%だった。また、女性のためのアジア平和国民基金(アジア女性基金)が97年に首都40キロ圏で行った調査では、5%が「援助交際」の経験があり、うち2.3%が性交を行ったという。「援助交際」を行った理由としては「お金が欲しかったから」との回答が最も多かった。ただし、彼女たちは必ずしも貧困家庭の子というわけではなく、親への愛情や信頼の低さや自己存在感のなさや空虚感が背景にあると分析している。
また、アジア女性基金は、「マスコミがつくった『女子高校生ブランド』という価値観が(中略)『援助交際』を肯定させる意識を促している可能性があります」とも指摘している。
90年代には、成人男性が未成年女子の制服や下着を購入する「ブルセラ」に始まり「援助交際」に至る、性的記号として女子高校生を消費する空前の「女子高生ブーム」が起きていた。買う大人の側こそが問題だったのである。
1999年には、「児童買春・児童ポルノ禁止法」が制定され、18歳未満の児童と性交または性交類似行為を行い、その代償として児童や保護者に金銭を与えた者は処罰されることとなった(2026年6月現在では、5年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金)。