電力自由化スタート! 電源構成がポイントに
吉田明子(国際環境NGO「FoE Japan」原発・エネルギー政策担当)
FoE Japanも近々、電力会社の契約をパワーシフトで紹介している会社に変更する予定であり、今後も動向を注視していきます。
パワーシフト・キャンペーンで紹介している電力会社はまだ少なく、実際に電気を供給できている会社はさらに少ないのが現状です。それでも、数カ月後の供給開始予定に向けて鋭意準備中の会社は、各地に多数出現してきています。
子どもたちの未来や地球環境を考えれば、今後、持続可能なエネルギー社会を目指すことに異議を唱える人はいないでしょう。
様々な調査でも、原子力発電所の再稼働に反対の人が多いことは明らかです。そう考えると、再エネを希望する人はかなりの数にのぼるはずです。そういった方々には、まずは大手電力からパワーシフトな電力会社や再エネ率の高い電力会社に切り替える、あるいはパワーシフトな電力会社に注目していただけたらと思います。
今後、数カ月から1年の間に、パワーシフトな電力会社の数は増えていきます。私たちは、再エネの電力を使いたいと考える人に、より多くの情報提供をしていきたいと考えています。電気は誰もが使うもの。電気料金をどこに支払うかをきちんと考えながら、再生可能なエネルギーの未来をつくるムーブメントをつくっていけたらと思います。
著者情報
国際環境NGO「FoE Japan」原発・エネルギー政策担当
吉田明子
よしだ あきこ
東京都出身。大学在学中より「FoE Japan」にインターン・ボランティアとして参加。リサーチ会社勤務を経て、2007年より「FoE Japan」スタッフとして、廃棄物削減、気候変動を担当。11年3月の東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所事故以後、福島に関する活動やエネルギーシフトに向けた活動に携わる。3・11後にできたネットワーク「eシフト」事務局、15年にスタートした「パワーシフト・キャンペーン」事務局なども担当。(2016.4)