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パレスチナのICC加盟が意味するものは?

戦争犯罪の捜査開始に期待

伊藤和子(弁護士/国際人権NGO「ヒューマンライツ・ナウ」事務局長)

 さらに、発足後、「アフリカだけを処罰し、大国の人権侵害を容認している」とそのダブルスタンダードを批判されてきたICCにとっても、真に公平に重大な人権侵害を裁く機関といえるのか、その真価が問われる正念場でもある。今後の国際社会の動向を注目される。
 歴史が大きく動くとき、その始まりは小さな一歩であることが多い。今回のICC加盟が、パレスチナ、ひいては世界の歴史を変える一歩となることを希求してやまない。

著者情報

弁護士/国際人権NGO「ヒューマンライツ・ナウ」事務局長

伊藤和子

いとう かずこ

1994年に弁護士登録(東京弁護士会所属)。以後、女性・子どもの人権、冤罪事件、環境・公害訴訟など、人権問題に取り組む。2004年ニューヨーク大学ロースクールに客員研究員として留学。05年ジュネーブの国連人権機関でインターン、06年に「ヒューマンライツ・ナウ」の立ち上げにかかわる。12年「ミモザの森法律事務所」を設立。著書に『人権は国境を越えて』(13年、岩波ジュニア新書)(2017.8)

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