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連載

「ナンパ」ってどうなの?

雨宮処凛(作家、活動家)

「ほーらやっぱり女は口説いてほしいんだろ?」という勝ち誇った声が聞こえてきそうだ。別に口説くのが悪いわけじゃない。だけど「女は常に口説かれることやナンパを待っているもの」という雑な意見が迷惑だ、というだけなのだ。

 世の中には、ナンパから生まれる恋もある。それで結婚する人だっているだろう。しかし、誰かの「性的自由」が誰かを犠牲にしたり、傷つけたりするものであっては決していけない。

 そんなことを主張すると、また「カタいこと言うなよ」とか言われるのだろうか。

 だけど、嫌なものは嫌、と言っておかないと、本気でわかってない人には伝わらないのだ。そしてその「本気でわかってない人」は、私が思うよりもずっと多いようなのである。

次回は3月7日(水)の予定です。

著者情報

作家、活動家

雨宮処凛

あまみや かりん

1975年、北海道生まれ。作家、活動家。反貧困ネットワーク世話人。バンギャル、右翼活動家を経て、2000年に自伝的エッセー『生き地獄天国』でデビュー。自身の経験から、若者の生きづらさについて著作を発表する傍ら、イラクや北朝鮮へ渡航を重ねる。その後、格差や貧困問題について取材、執筆、運動を続ける。『生きさせろ! 難民化する若者たち』でJCJ賞受賞。著書に『一億総貧困時代』『「女子」という呪い』など多数。

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