imidas - 情報・知識&オピニオン

連載

理想の子ども(14歳・Kさん)

第6回

Colabo(一般社団法人)

親は理想の子ども像を勝手に作る。
その通りのいい子でいれば、一見親子関係がうまくいっているように見える。

でも実際、いい子を演じてる側ってストレス半端じゃない。
親の前だと素の自分を出せない訳だから。
過干渉な親に限って、子どものこと何も分かってなかったりする。

家は本来、素の自分でいられる、安らげる場所でなきゃいけないのに、親の前だと素の自分を出せないってなったら、そんなの誰だって親から離れたくなるに決まってる。

でも離れても離れても親は追ってくる。
そしたら親がどんどんストレスになっていく。
顔を見ただけで不快になったりする。
そうなると、もう親の理想を演じられなくなる。

そうすると、どうなるか。
親は怒り厳しくなる。
普段なら気にしないことも気にするようになる。

親は変われない。
常に素の自分を出せず、誰かの理想を演じながらストレスがたまっていく家庭と、親が何もせずただ自分のことは自分でやり、家に寄りつかなくなる家庭。
どっちも家に居場所がない。
学校に行っていない子はなおさらどこにも居場所なんかないよ。

著者情報

一般社団法人

Colabo

コラボ

『すべての少女が 「衣食住」と「関係性」を持ち、困難を抱える少女が搾取や暴力に行き着かなくてよい社会』を目指して活動する非営利団体。2011年に仁藤夢乃を代表として設立。10代の少女たちと支援する/される関係ではなく「共に考え、行動する」ことを大切にしており、虐待や性暴力被害を経験した10代の女性たちとともにアウトリーチや、虐待や性搾取の実態を伝える活動や提言を行っている。

関連記事

新着記事

imidasの更新情報をお届けします。