急逝した翁長雄志沖縄県知事が語ったこと
第13回
猿田佐世(新外交イニシアティブ代表)
翁長さんが絶対に譲らなかったことが辺野古基地反対以外にもう一つある。沖縄に対する差別に毅然(きぜん)と闘うことだ。そのためには、日本政府などに対して強い言葉をぶつけることもいとわなかった。
「ウチナーンチュ、ウシェーティナイビランドー(沖縄の人をなめてはいけない)」
「イデオロギーでなくアイデンティティー」
翁長さんが呼び起こした沖縄のアイデンティティー。翁長さんは、生前「ウチナーンチュが心を一つにして闘う時には、おまえが想像するよりもはるかに大きな力になる」と息子さんに語っていたとのことである。
本当にあるべき沖縄とはどのようなものか。
沖縄の方々が、いろいろなしがらみから解き放たれて一票を投じられる知事選となるよう心から願う。