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連載

あなたはどう思う?(17歳・Kさん)

第39回

Colabo(一般社団法人)

「それ本当の話なの?」

いつも周りに言われる言葉だ。

自分の今までされてきたこと、体験談を語るといつも信じてもらえない。

本の中の話でしょ、嘘がうまいね。いつも私は嘘つきだと思われてしまう。

毎度のことだから言われ慣れたつもりでも、やはり傷つく。

そんな、本の中やドラマの中にありそうと言っている出来事が、実際に起こっている。

そのような、追い込まれる環境にしたのは自分なのか?

よく周りの大人は「もっと他に努力するべき所がある」と言ってくるが、このような状況におかれている私たちは、数少ない選択肢の中から選んで日々我慢し、耐えて乗り越えている。

私は中学の時に親から虐待を受けた。

家にも入れない、お風呂にも入れない、洗濯もさせてもらえない、ご飯も食べられない。そんな日々が何年も続いた。

児童相談所の大人も信じてくれず、助けてくれなかった。

私はその時から、誰も信じられなくなってしまった。

本当は、誰かに助けてもらいたかったし甘えたかった。愛されたかった。

私以外にも、同じように虐待を受けていた子がいた。

その子は耐えきれず、電車に飛び込んで自殺してしまった。

なぜ、周りの大人たちは見て見ぬふりをするのか。他人ごとにして助けてくれないのか。

私には、自殺に追い込まれるまで大変つらい思いをしている子どもたちが沢山いるのに、平気な顔でいられる大人たちの神経が理解できない。

少しでも信じてくれる大人が増えて欲しい。助けるために行動してくれるような大人が増えて欲しい。

私だって普通の生活がしたい。今では普通が何かもわからない。

そのような環境に追い込んだのはいったい誰なのか。

もう少し子どもの気持ちを考えて欲しかった。

つらい思いをして苦しんでいる子どもが、少しでも減ることを私は願っている。

あなたはどう思いますか?

著者情報

一般社団法人

Colabo

コラボ

『すべての少女が 「衣食住」と「関係性」を持ち、困難を抱える少女が搾取や暴力に行き着かなくてよい社会』を目指して活動する非営利団体。2011年に仁藤夢乃を代表として設立。10代の少女たちと支援する/される関係ではなく「共に考え、行動する」ことを大切にしており、虐待や性暴力被害を経験した10代の女性たちとともにアウトリーチや、虐待や性搾取の実態を伝える活動や提言を行っている。

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