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【年表解説】ワールドカップの歴史(第1回ウルグアイ大会~第8回イングランド大会)

イミダス編

第7回:1962年チリ大会(開催期間1962年5月30日~6月17日)

出場国・地域: 16

予選参加国・地域:56 出場枠 欧州8(+0.5+0.5)、南米3.5(+開催国チリ+前回優勝国ブラジル)、北中米カリブ0.5、アジア0.5、アフリカ0.5。0.5は他大陸とのプレーオフに勝てば出場)

欧州: イタリア、イングランド、スイス、スペイン、ソ連、チェコスロバキア、西ドイツ、ハンガリー、ブルガリア、ユーゴスラビア

南米:アルゼンチン、ウルグアイ、コロンビア、チリ、ブラジル

北中米カリブ:メキシコ

アジア:なし

アフリカ:なし

優勝国:ブラジル

得点王: ガリンシャ、ババ(ともにブラジル)、レオネル・サンチェス(チリ)、ドラジェン・イェルコビッチ(ユーゴスラビア)、フローリアーン・アルベルト(ハンガリー)、ワレンチン・イワノフ(ソ連) 4得点

決勝:1962年6月17日(サンティアゴ) ブラジル3-1チェコスロバキア

 

グループリーグ表(勝ち点:勝ち2、分け1、負け0。各グループ1位と2位が決勝トーナメント進出。勝ち点が並んだ場合は、順位決定プレーオフではなく、ゴールアベレージ(総得点を総失点で割った数)で決定)

 

決勝トーナメント

*第7回の開催地はチリ。大会2年前の1960年にチリは大震災に見舞われた(日本でも太平洋沿岸部、特に三陸海岸で津波による被害が発生)。一時は開催すら危ぶまれたが、奇跡的な復興を遂げ、開催にこぎつけた。そんな地元の大声援を受けたチリは開幕前の予想を覆し準決勝まで進む。チリは4勝のうち3勝が後半の連続得点によるもの。試合会場が高地であり、その環境に慣れている「地の利」も有利に働いたともいわれる。

*前回大会を上回る56の国と地域が予選に参加。前回準優勝のスウェーデン、3位のフランスが出場権を逃すなど波乱の予選となった。

*大会方式は前回と変わらないが、グループリーグで勝ち点が並んだ場合に行われていたプレーオフが廃止された。その代わり、ゴールアベレージ(総得点を総失点で割った数)が上回るチームが決勝トーナメントに進めることとした。そのため、得点失点ともに少ないほうが有利となり、グループリーグでは、守備を重視する試合が多かった(1試合平均得点が過去最低を記録した)。得点が少ない大会を象徴するように、得点王も4得点の6人が分け合う結果となった。

*決勝トーナメントにチェコスロバキア、ユーゴスラビア、ハンガリー、ソ連と東欧圏の4チームが残り、南米と西ヨーロッパに集中していた強豪国の勢力図が更新された大会だった。

*優勝はブラジル。優勝候補と目されたブラジルが開幕前の予想通りイタリアに次ぐ史上2か国目の連覇を達成し、強さを見せつけた大会だった。

 

ブラジルが圧倒的な強さで連覇(写真:アフロ)

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