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連載

痴漢や嫌がらせに対してできること〜「傍観者」をやめてみませんか

雨宮処凛(作家、活動家)

 上京して、30年近く。心のどこかで、見て見ぬふりをし、傍観者でいることが「都会の大人のたしなみ」みたいに勘違いしてた。だけど、そんな作法をして何かがよくなったかと言えば、加害者に「あ、これやってもOKなんだ」という成功体験を与えただけではないだろうか。「誰も助けてくれない」社会で生きられるほど、私たちは強くない。

 これからは、少なくとも「見て見ぬふり」はしないでおこう。

 動画を見て、改めて、思った。

次回は12月1日(火)の予定です。

著者情報

作家、活動家

雨宮処凛

あまみや かりん

1975年、北海道生まれ。作家、活動家。反貧困ネットワーク世話人。バンギャル、右翼活動家を経て、2000年に自伝的エッセー『生き地獄天国』でデビュー。自身の経験から、若者の生きづらさについて著作を発表する傍ら、イラクや北朝鮮へ渡航を重ねる。その後、格差や貧困問題について取材、執筆、運動を続ける。『生きさせろ! 難民化する若者たち』でJCJ賞受賞。著書に『一億総貧困時代』『「女子」という呪い』など多数。

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