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連載

痴漢や嫌がらせに対してできること〜「傍観者」をやめてみませんか

雨宮処凛(作家、活動家)

 上京して、30年近く。心のどこかで、見て見ぬふりをし、傍観者でいることが「都会の大人のたしなみ」みたいに勘違いしてた。だけど、そんな作法をして何かがよくなったかと言えば、加害者に「あ、これやってもOKなんだ」という成功体験を与えただけではないだろうか。「誰も助けてくれない」社会で生きられるほど、私たちは強くない。

 これからは、少なくとも「見て見ぬふり」はしないでおこう。

 動画を見て、改めて、思った。

次回は12月1日(火)の予定です。

著者情報

作家、活動家

雨宮処凛

あまみや かりん

1975年、北海道生まれ。反貧困ネットワーク世話人。バンギャ、フリーター、右翼活動家などを経て2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。2006年からは貧困問題に取り組み、『生きさせろ! 難民化する若者たち』(2007年、太田出版/ちくま文庫)は日本ジャーナリスト会議のJCJ賞を受賞。著書に『学校では教えてくれない生活保護』(‎河出書房新社、2023年)、『死なないノウハウ 独り身の「金欠」から「散骨」まで』(光文社新書、2024年)など多数。

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