imidas - 情報・知識&オピニオン

連載

仁藤夢乃×メヘルダード・オスコウイ「私たち人類はみな同じ痛みを持っている」

対談! 10代のあなたへ

メヘルダード・オスコウイ(映画監督、プロデューサー、写真家、研究者)

仁藤夢乃(社会活動家)

 2017年、この作品が山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映された時、たくさんの人が観てくれたのですが賞はもらえませんでした。授賞式の後で女性が何人か来て、「この映画が絶対に賞を取ると思っていたのに……ごめんなさい」と言われたので、「いいえ、今のあなたの言葉こそ、この映画祭で私がいただいた最高の賞です。あなたと通じ合えた心が、私の一つの財産です」と答えました。だから仁藤さんと一緒に映画を観て感動してくれた女の子たちも、私にとって最高の審査員といえます。こういう場をまた持ちましょう。

著者情報

映画監督、プロデューサー、写真家、研究者

メヘルダード・オスコウイ

めへるだーど・おすこうい

1969年、テヘラン生まれ。テヘラン・ユニバーシティ・オブ・アート(Tehran University of Art)で映画の演出を学ぶ。これまで制作した25本の作品は国内外の多数の映画祭で高く評価され、イランで最も著名なドキュメンタリー監督の一人とされている。その功績が認められ、2010年にはオランダのプリンス・クラウス賞を受賞。イラン各地の映画学校で教鞭をとり、テヘラン・アーツ・アンド・カルチャー・アソシエーション(Teheran Arts and Culture Association テヘラン芸術文化協会)でも精力的に活動している。

社会活動家

仁藤夢乃

にとう ゆめの

1989年生まれ。中高時代に街をさまよう生活を送った経験から、10代女性を支える活動を行っている。これまでに夜の街でのアウトリーチ、シェルターでの保護や宿泊支援、シェアハウスでの住まいの提供といった活動を展開。第30期東京都「青少年問題協議会」委員。厚生労働省「困難な問題を抱える女性への支援のあり方に関する検討会」構成員を務めた。TBS「サンデーモーニング」にコメンテーターとして出演中。著書に『難民高校生』(英治出版)、『女子高生の裏社会』(光文社新書)。

関連記事

新着記事

imidasの更新情報をお届けします。