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連載

もっと子どもを大事にして。そして愛して(18歳・Mさん)

第34回

Colabo(一般社団法人)

世の中には虐待する大人(親)が、たくさんいると思います。私の親もそうです。親は離婚していて父子家庭です。今は親と離れて暮らしていますが、一緒に暮らしていた時は毎日が地獄のようでした。

「死にたい」「親を殺したい」そんなことばかり思っていて、家に帰りたくなくて、学校が終わってそのまま家出したりしていました。

いつものように怒られながら殴られている時、「なんでこんなことするの?」と勇気を出して言いました。すると親は「お前達が全部悪いんだ! お前達は母親に捨てられたんだよ、わかる?」と答えました。

そこで私は「母親に捨てられたんだ。もう誰にも頼れない……」、そうずっと思っていました。友達に相談して、友達の親と交番に行き児相(児童相談所)に行ったりもしました。

でも結局、親が迎えにきて帰らされました。児相は守ってくれる人達だと思っていたので裏切られたような気分になり、その日から私は児相の人達を信用しなくなりました。頼ったってどうせ助けてくれないから。現在は、弁護士さん方に助けて頂き、自立援助ホームという所で生活しています。

私みたいな人生を送っている人は、少なくても必ずいるはずです。死のうとしている子や、家出している子、体を売っている子はたくさんいると思います。

だから大人(親)の皆さん、もっと子どもを大事にしてください。もし自分達のせいで子ども達が亡くなってしまったり、誘拐などされてしまったりしたら、絶対に後悔すると思います。

学校の先生も、近所の人も、児相の人も、誰にも助けてくれない世の中にならないようにするべきだと思います。今は助けてくれる人達が増えてきていますが、まだ助かってない子達の方が何倍も多いと思う。

お父さん、お母さん、自分の子どもを愛してあげてください。躾をすることは大事だと思います。でも虐待は絶対にダメ、それは愛じゃない。

虐待が完全に無くなるように、毎日私は祈っています。

著者情報

一般社団法人

Colabo

コラボ

『すべての少女が 「衣食住」と「関係性」を持ち、困難を抱える少女が搾取や暴力に行き着かなくてよい社会』を目指して活動する非営利団体。2011年に仁藤夢乃を代表として設立。10代の少女たちと支援する/される関係ではなく「共に考え、行動する」ことを大切にしており、虐待や性暴力被害を経験した10代の女性たちとともにアウトリーチや、虐待や性搾取の実態を伝える活動や提言を行っている。

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