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飛鳥・藤原の宮都

Ancient Capitals of Asuka and Fujiwara

イミダス編集部

 ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産に登録された、奈良県明日香あすか村、橿原かしはら市、桜井市に残る飛鳥時代(6世紀末~8世紀初め)の宮殿跡や寺院跡、墳墓などの19カ所のこと。
 世界遺産とは、1975年発効の世界遺産条約に基づき、ユネスコが人類共通の財産として登録する有形の不動産で、文化財や遺跡、自然環境が対象となる。「飛鳥・藤原の宮都きゅうと」は2026年7月26日に登録が決まった。
 飛鳥時代とは、現在の明日香村一帯に都が置かれていた時代のことで、推古天皇が即位した592年から元明天皇が平城京に遷都して奈良時代が始まる710年までを指す。東アジアとの交流のなか、仏教の信仰が広まり、大化の改新などの政治改革が行われ、古代国家の仕組みが整えられていった時期である。
 世界遺産に登録された「飛鳥・藤原の宮都」は、当時の政治の中心となった飛鳥宮や藤原宮などの「宮殿・官衙かんが跡」、日本初の本格的な仏教寺院である飛鳥寺などの「仏教寺院跡」、「飛鳥美人」などの極彩色の壁画で知られる高松塚古墳や蘇我馬子の墓とされる石舞台古墳などの「墳墓」の3つに分類される。
「飛鳥・藤原の宮都」の登録により、国内の世界遺産は22件の文化遺産と5件の自然遺産の計27件となった。うち奈良県に4件が存在する。

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